食べ物を食べたとき、胃で溶かされた食べ物は小腸へと向かいます。小腸とは十二指腸、空腸、回腸の3つの部分からなっています。
しかしそのうち空腸と回腸についてはそれほど働きに違いがあるわけではありません。小腸の仕事は食べ物の消化と栄養分の吸収ですが、空腸も回腸も等しくこの役割を引き受けています。しかも、実際の内臓をみたときにもこの二つには境界があるわけではなくはっきり区別がつきません。
なお、十二指腸の先を空腸と呼ぶのは、人が死んだとき解剖をしてみるとこの部分には内容物がなく空になっているからです。
口から肛門に運ばれる過程の中で、もっとも長い部分がこの小腸です。小腸の長さは全長5~6メートルといわれています。
